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地盤調査と基礎について~建築士にインタビュー
今回は、アーリーホームの家の耐震性について、建築士の相良さんに、聞いてみたいと思います。
~地盤調査について~
赤:まず、地盤調査はどうしていますか?
相:JIO(日本住宅保障検査機構)に委託して検査しています。結果が良くなければ地盤改良をします。JIOっていうのは、建物の性能などを評価する機関です。土地の調査をした場合、その土地に合った地盤改良の方法や、基礎工事のやり方を提案してくれたりします。
赤:JIOの地盤調査っていくらくらいかかりますか?
相:だいたい7万円弱くらいです。
赤:結構かかりますね(‘_’)。JIOに頼むといい点って何かありますか?
相:アーリーホームでも、スウェーデン式の地盤調査を行うことが出来ます。が、第三者的観点からJIOに頼み検査をしてもらうこともできますのでお薦めしております。
赤:地盤調査ってしなくちゃいけないんですか?
相:するに越した事はないですが、お金もかかることですので、建物の大きさとお土地の状況(もともと建物があったかどうかなど)を見させていただいて、必要かどうかアドバイスさせていただきます。
~基礎について~
赤:基礎の工事はどうなってますか?
相:ベタ基礎です。国で定められている基礎の基準がありますが、それよりも強い仕様のベタ基礎を採用しています。
アーリーホームの標準仕様では、下のコンクリートは厚さ120mm、配筋は250mm間隔に入り、立ち上がりは上横筋の太さ13mmの鉄筋が入り厚さ120mmで高さ450mmです。
赤:床下に「束(つか)」っていうのを入れるそうですが…。
相:「束」っていうのは、床下に基礎のないところで床を支えるものです。アーリーでは鋼製束を使います。従来の木製やプラスチック製の束よりも、耐久性と対加重性に優れています。鋼製束一本で2~3tを支えられると言われています。1階が20坪のお家なら、25~30本使います。
赤:床下の通気はどうなってますか?
相:「基礎パッキン」を使って、基礎の上に全体的に空気の通り道をつくります。床下全面の空気が抜けるので、床下に湿気がたまらず、土台が長持ちします。
投稿日:2008年12月06日