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確定申告 大詰めです
確定申告大詰めです
めんどくさ・・・しかたないんです
我が家は、主人が給与所得者なので、基本的にはすることはないのですが、
毎年、医療費控除の手続きはしっかりさせてもらってます。
今年はもう1つ、「住宅ローン控除」の手続きが加わります。
昨年3月に新築し、住宅ローンも組みましたので。あ~、あれからもう1年。
そこで、住宅ローン控除について調べたこと、出来るだけ簡単にお伝えします。
昨年、住宅ローンを組んだというお仲間がいらっしゃったら、
参考にして下さいね。
1. 住宅ローン控除ってそもそも、何? どうしたらもらえるの?
住宅ローンの返済があると、やりくり大変です(え?ウチだけ?)。なので、
住宅ローン返済のある人に、
その人が所得税として払ったお金の一部を返しましょう、
というのが住宅ローン控除です。
控除を受けるためには、必要な書類をそろえて、税務署に提出する必要があります。
1. 住宅ローン控除を受けるための条件
住宅ローンを返済していれば誰でも控除を受けられる、
ということではありません。
主な条件を挙げます。
①新築あるいは購入した住宅が自分で住むための家であること。
(「別荘」は対象外、ぜいたくだからですかねぇ)
住宅の取得後、6カ月以内に入居し、
そのまま2008年12月31日(買った年の年末)まで住んでいること
②床面積(登記簿面積)が50㎡以上あること。
(約15坪以上です)
床面積の2分の1以上を、自分の生活のために使っていること。
(店舗併用住宅などの場合は注意)
③ローンの返済期間が10年以上であること。
(もちろん両親など身内からの借金は対象外です。
社内融資などで利息がないもの・1%に満たないものも対象外になります。)
④控除を受ける年の合計所得金額が3000万円以下であること
(3千万・・・夢のような年間所得金額です)
⑤配偶者(婚約者を含む)や同居の親族から購入した住宅でないこと
2. 住宅ローン控除の手続きに必要な書類と [入手先]
①住宅ローンの年末残高証明書(ローンの本数分) [銀行などローン借入先]
②住宅ローン減税を受ける方の住民票 [市役所]
③源泉徴収票(給与所得者の方) [お勤め先から毎年もらいますねー]
④売買契約書の写し、あるいは、建物の請負契約書の写し
[お手持ちと思いますが、ない場合、
家を建てた会社にコピーがあるはず。
アーリーホームで建てた方には、いつでもコピーお渡ししまーす]
⑤土地・建物の登記簿謄本(登記事項証明書) [法務局]
⑥建築条件付きで住宅を取得した方は、
建築条件が定められていること等を明らかにする書類
⑦確定申告書(住宅借入金等特別控除額の計算明細書)
[税務署。
国税局のHP http://www.nta.go.jp/index.htmでも
簡単に入手できます。 画面上で入力して書類作成も出来ます。]
≪⑧増改築の場合
増改築工事に係る建築確認済証の写し、検査済証の写し、増改築工事証明書など≫
たくさんあって、めげそうになりますが、がんばりましょう!
3. 住宅ローン控除でいくらもらえる?
住宅ローンの年末残高
(平成20年新築の場合上限2000万円) × 控除率
の計算をすると、還付金の額が出ます。
控除率は政策によってちょこちょこ変わります。
ブログでは書ききれませんので国税局のHPなどでご確認ください。
ちなみに、私と同じ平成20年に新築入居された方の場合、控除率は、
(ア)控除期間10年(控除率:1~6年目1%、7~10年目0.5%)
(イ)控除期間15年(控除率:1~10年目0.6%、11年~15年目0.4%)
の2つから選択できるそうです。
もし、2000万円のローン残高があったとして、(ア)のパターンを選べば、
2000万円の1%、だから、20万円も戻ってくるっていう計算になりますね。
大きいですねー。
国税局HPで、いくら還付されるのかのシミュレーションも出来るようです。
入力する内容が細かいので、「3.必要な書類」がそろったら、
それを見ながらやってみるといいと思います。
4. ちょいと注意!
「4 いくらもらえる?」の掛け算で、20万円もらえる!という計算になっても、
払った所得税が10万円なら、10万円までしかもらえません。
あくまでも、「還付金」は返ってくるお金。
払ってないものは返ってこないということですね。ご注意を。
つまり、所得税が少なめの方は、
(イ)の控除期間15年のパターン
を選ばれた方がお得ということになります。
これが、ミソ、です。
最後に・・・
5. 書類を書くのが苦手~めんど~という方に
あれこれ考えたり、書類を書くのが苦手、という方、は
「3.必要な書類」が揃ったら、とりあえずそれをもって税務署に行っちゃう!
というのも手です。
その際には、
印鑑 ・ ボールペン等筆記用具 ・ 計算機 ・ 振り込み用の通帳
を持っていきましょう。
税務署の方に教えてもらいながら書けます。
ただ、その場合、混んでとんでもなく時間がかかることもありますので、
確定申告の時期が始まったら、早めに行く事をお勧めします。
駆け込みは混みますよー。
≪参考≫
国税局のHPメイン http://www.nta.go.jp/index.htm
住宅ローン控除についてのページ
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1213.htm
確定申告書等作成コーナー(ここでいくらもらえるかのシミュレーションもできます)
https://www.keisan.nta.go.jp/h20/ta_top.htm
ご近所の税務署です。
桐生税務署 ℡0277-22-3121
前橋税務署 ℡027-224-4371
伊勢崎税務署 ℡0270-25-4045
館林税務署 ℡0267-72-4373
長々、読んでいただいて、ありがとうございました。
ちょっとでも参考になれば幸いです。
赤井
投稿日:2009年03月12日