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住宅ローン控除
住宅ローン控除は、住宅ローンを利用して住宅を購入した場合に、
年末のローン残高に所定の控除率をかけた額を所得税額と住民税額から控除できる制度です。
「住宅ローン控除は、過去最大の所得控除額と言われていますが、
冷静に見てみると多額のメリットを受けるのは、余程の高額所得者で高額のローンを借りる人しかありません。
住宅ローン減税にまどわされてもいけませんが気になりますよね。
今年から所得税は、所得税で引ききれなかった額があるときは、翌年度分の個人住民税から最大97,500円まで控除できることになりましたので、こちらは多くの方に影響します。これは今までにないメリットといえそうです。
今後の控除額は次表のようになっています。
一般の住宅の場合
21年 対象借入限度額5000 期間10年 控除1% 最大控除額500
22年 対象借入限度額5000 期間10年 控除1% 最大控除額500
23年 対象借入限度額4000 期間10年 控除1% 最大控除額400
24年 対象借入限度額3000 期間10年 控除1% 最大控除額300
25年 対象借入限度額2000 期間10年 控除1% 最大控除額200
控除額が過去最大となり、住宅購入を考えている人には大チャンスとも・・・
控除額が大きいということは、借入額が大きいということですので
控除額が大きくなることだけでローンを目いっぱい借りたり、
住宅購入を早めるのはお勧めできません。
ご家族のライフプランをよく考えて、ゆとりのある購入計画を立てて下さい。
投稿日:2009年03月21日