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(株)日進産業の製品「GAINA(ガイナ)」

 

S様邸塗り替え工事です

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宇宙開発で培われた最先端の技術を取り入れて誕生した(株)日進産業の製品「GAINA(ガイナ)」は、特殊セラミックを塗料化することに成功した機能性環境改善塗材です。

塗るだけで断熱を可能

遮熱・結露防止・防音・防汚・空気質改善など、15に及ぶ機能を発揮します。

ロケット打ち上げ時の高熱から機体を守る
右図のオレンジの線で囲まれた部分が
先端部(フェアリング)。

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JAXAは、H-Ⅱロケットの開発に際して、打ち上げ時の熱から機体および人工衛星を守るために、ロケットの先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発。

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【写真提供】
独立行政法人宇宙航空研究開発機構

地球にやさしいエネルギー・システムを宇宙から。
宇宙の断熱材で効率的な冷暖房

ロケット打ち上げの際、人工衛星を格納した先端部分をカバーするフェアリングは、強い風圧と高熱にさらされます。しかし、中の衛星にその熱が伝わっては困ります。そこで断熱材が使われるのですが、打ち上げの振動で剥がれることがあってはなりません。また、重力に逆らって打ち上げるため、機体はできるだけ軽くしなければならないのです。フェアリングに使われる断熱材はいくつもの厳しい条件をクリアする必要があります。試行錯誤の結果、H-Ⅱロケットのために新たな断熱材が開発されました。

JAXAのこの断熱技術を提供された塗布式断熱材ガイナは、接着性に優れ、また、室温で硬化するので固めるための設備も不要となります。変形にも、曲げにも、高温低温どちらの熱にも、衝撃にも強いため、ひび割れや剥離が生じにくいのです。その上、軽くて、薄く塗るだけで断熱性があり、遮音性、制振性まであるという優れものなのです。

ガイナのこの技術は、「国際新技術フェア2002」において「第2回優秀新技術賞/優秀新技術特別賞」を受賞し、その後建築用の多機能性断熱塗材として実用化されました。今後、建築用だけでなく、電子機器の局所的な断熱、自動車のブレーキや電車のパンタグラフといった振動体の断熱、寒冷地の道路や水道管のコーティング、冷熱設備のシール材など、さまざまなものへガイナの応用が考えられています。

快適な生活を守りつつ、環境への負担を減らすひとつの方法として、断熱効果を考えてみるのもよいではないでしょうか。

投稿日:2009年11月26日

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