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「大丈夫」は・・・のことだった!
「何も問題はないです」とか、「心配はいりません」という時に、よく使われるのが「大丈夫」です。
もともとは「立派な男子」を指す言葉であることは、ほとんど知られていませんね。
しかし、『広辞苑』などを引くと、この意味がキチンと出ているんですよ。
どうして「立派な男子」になるのかといえば?
そもそも「丈夫」というのが中国では男性を賛える言葉だったからです。
「じょうふ」と読み、周の時代の単位「丈」で「身長が一丈ある男性」という意味から来ています。
ちなみに1丈は180センチにあたり、一人前の男、立派な男というニュアンスがあるようです。
ただし、かつて「丈夫」と書くと、「ますらお」と読むのが普通で、「ますらお」とは、「立派な男」「強くて勇ましい男」であり、別に「益荒男」「大夫」という書き方もありました。
こうして考えれば、「丈夫」に「大」をつけた「大丈夫」に、「立派な男子」という意味があるのも納得できるんでしょうね(^-^)。
『大丈夫!』『大丈夫?』って、口癖なわたしです(^o^)v
奈良
投稿日:2011年04月20日