スタッフ
良いものをより良く
高橋です(*^-^*)
今では一般的になっている基礎パッキンですが、
普及のきっかけは阪神淡路大震災でした。
震災で倒壊した建物には、
基礎と土台が接していることによる腐朽、さらにはシロアリによる被害で足元から崩れた事例が多くありました。
ところが、基礎パッキンを採用していた家屋は倒壊がゼロだったそうです。
基礎パッキンの役割は、基礎の全周から外気を取り入れることです。
それにより、床下の乾燥状態を保ってシロアリの住みにくい環境を作ることができます。
また、床下換気に基礎パッキンを採用することで、基礎の強度を高めることもできます。
鉄筋は加工すると強度が落ちてしまいます。
換気口を避けるため、加工して曲げなければならなかったので、その分鉄筋の強度を落としてしまっていました。
基礎パッキンを採用すると鉄筋をまっすぐ通すことができるので、強度を保つことができます。
また、床下換気口は、角からクラックが入りやすく、そこからコンクリート内の鉄筋に雨が差すと鉄筋が劣化してしまいます。
基礎パッキンは日本古来の知恵である『ねこ土台』をヒントに考えられてたので、
柱の下など加重のかかる部分のみの施工も多く見られますが、
アーリーホームでは基礎の全てに敷くことを標準としています。
より加重を分散させ、基礎全体で家を支えるためです。
より快適で、より長持ちしてもらうために、良いものをより良く使っていくのがアーリーホームなんです(^^♪
投稿日:2017年01月18日