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ダイコン頭に、ゴボウ尻
ダイコン頭に、ゴボウ尻
このことわざは、ズバリ野菜のおいしい部分を表しています\(^o^)/。
ダイコンは頭の太いほうが甘く、ゴボウは尻尾のほうがやわらかくておいしいということを教えてくれているのです!
よく、ダイコンの頭はおろしに、真ん中は煮物に、尻尾は味噌汁にするといいなどといわれますが、これは一本のダイコンの中でも味に差があるからですぞ(~o~)。
その差は、辛味成分の分布の違いによるもので、うっかり尻尾を使って辛いダイコンおろしを作ると、顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまいます。
とはいえ最近は、ダイコンおろしやサラダなど、生で食べることが多くなったせいか、辛いダイコンが少なくなってきました。そのため、そばの薬味に辛いダイコンおろしをと思って探しても、逆に手に入らないということも。
ところで、ダイコンおろしはよく焼き魚に添えられて出てきますが、単に一緒に食べるとおいしいというほかに、栄養学的に大変すぐれた効果を発揮しているのをご存じですか?
魚を焼くと、どうしても焦げた部分ができてしまいますが、そこにはトリプP1という発ガン性物質が含まれているのです(>_<)。
この物質を無毒化する役割を果たしているのが、なんとダイコンおろし☆彡。
昔の人はそんなことなど知らずに一緒に食べていたのでしょうが、体にいい食べ方を知っていたのですね(~o~)。さすがですね!
また、ダイコンにはリグニンという繊維が含まれていて、それがガン細胞を抑制する働きを持っています。しかもリグニンは、メチオニンというアミノ酸を含むタンパク質食品と一緒にとると効果を増すという性質があり、たとえばメチオニンを含む刺身とつまの取り合わせなどは、最高なのです☆彡
プチ雑学です!
奈良
投稿日:2011年02月18日