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“最初はグー”
何かの順番を決めたりする時、「ジャンケン・ポン」としますよね?
日頃何気なくやっているジャンケンなのですが、よく考えてみると非常に合理的にできているのに気がつきませんか?
『石、紙、はさみ』という三すくみになるものを手でつくり、一瞬のひらめきで勝負を決めるのです。
勝負事には何かとクレームがつきものですが、ジャンケンにかぎっては、文句のつけようがありません。
このような手の開き方や握り方、指の曲げ伸ばしなどによって勝負を争う方法を「拳」といいます。
これは中国で誕生したもので、現在も中国には本拳、虫拳、狐拳など、様々な「拳」が行なわれています。
その中で最も一般的なのは本拳でしょう。これは、二人が向かい合って両手を上げ、指を曲げたり伸ばしたりして出し合い、指の数を瞬間的に当てて勝負を競うものです。
日本のジャンケンは、この本拳から発展したものと考えられています。かけ声も「本拳」から「ジャンケン」になり、それに子どもらしい「ポン」というかけ声がつくようになりました。
もっとも、最近は「最初はグー」とタイミングを合わせてからジャンケンをするようです。
この「最初はグー」は、タレントの志村けんが、ドリフターズ在籍中に使って広がったのですって(^o^)vビックリ!!
出典:意外と知らない「もののはじまり」
著作:幸運社より
雑学でしたぁー
投稿日:2011年02月25日