スタッフ
茅葺き屋根
高橋です(*^^*)
上毛カルタにで出てくる『新島襄』の旧宅を見てきました
茅葺きの立派なお家でした!
茅葺きの屋根というと、雨漏り大丈夫??と心配になりますが、
茅の厚い層と屋根の勾配により意外なほど雨を通さないんだそうですよ。
『茅』という植物はなく、藁やすすき、ヨシなどを総称して茅といいます。
茅の中でもヨシは耐久性が比較的高く、
40年以上ももつケースもあります。
昔は囲炉裏を日常的に使っていたので、
煙で茅が薫製されて耐久性を高めていました。
たくさんの茅を使う茅葺きの家は分厚い空気層に守られ、断熱性が高く、夏は太陽の熱を遮り、冬は中の温度を保ってくれます。
また、通気性にも優れているので、高温多湿の日本の気候にとても合っていたんですね(*^o^)/\(^-^*)
そのメンテナンス性から現在では歴史的、文化的な建物以外ではほとんど見かけることがなくなりました。
しかし、茅葺きのエコロジー性が海外で注目されて来ているそうですよ😃
葺き替えで落とされた古い茅はたい肥になったり、火力発電所の燃料にするところもあるんですって!
家という役割を終えた後も別の役割を果たすなんて、素晴らしい資材だったんですね!!
投稿日:2017年05月15日