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住宅ローン④返し方

 

ローンを組んだOBお施主様方なら、聞いたことあると思いますが、
なかなか始めての方だと聞いた事もないかもしれませんね。
住宅ローンには、金融機関にもよりますが、返済の仕方を選べます。
『 元利均等返済 』 と、 『 元金均等返済 』 です。

~元利均等返済~
元利均等返済というのは、毎月の返済額 ( 元金+ 利息 ) が一定です。
こちらは毎回元金分と、利息分の割合が変化することになります。
●返済当初は元金分に比べて利息分の割合が高くなり、返済初期段階では、元金分がなかなか減りませんが、毎月の返済額が一定ですので、こちらの方が民間の金融機関では多いいようです。返済額が一定ですので、長期にわたる返済計画が立てやすい利点があります。

~元金均等返済~
元金均等返済というのは、毎月返済する元金が一定です。
元利均等返済に比べ当初の返済額は多いのですが、毎月一定の元金が総返済額から減ってくるので、返済が進むにつれ少なくなっていきます。
●こちらは元金の減りが早いため、結果的に元利均等返済に比べ総返済額は少なくなります。

比べてみますと、元金均等返済では、毎回同じ金額ずつ元金が減っていきますので、
元利均等返済よりも支払利息の総額は少なくて済みます。
し・か・し返済当初の負担が多いために返済計画に無理が生じる危険性もあり、
安易に元金均等返済が良いとも言えないでしょう。

元利均等返済でも、一部繰上返済を早めに実施していけば、元金均等返済に相当するくらいまで支払利息を軽減することも出来ます。
年収の安定度やお子様の教育費負担年数なども含めて、
5年後は?・10年後は?さらに15年後は?と、
ある程度予測して資金計画をたてることも大切ではないでしょうか?

~繰上返済~元金の一部を繰り上げて返済することです。
何度でも繰上返済することも可能で、その元金にかかるはずであった利息を支払わずに、総返済額を抑えることができるという利点があります。

*金融機関により繰上返済をする際の条件及び手数料が違いますので、
前もって確認しておくことが必要です。

大切なご家族の人生設計です。
ある程度先を見据えた資金計画ならば、安心した暮らしにつながるのではないでしょうか。

奈良

投稿日:2009年01月24日

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