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朱肉が赤いのは
本日も、印鑑に朱肉を付けて押しましたが、赤い朱肉ってどうして?
社会生活に欠かせない印鑑に使うのが朱肉。
印鑑を押すインクは、朱でなければいけないのでしょうか。
結論からいえば、他の色でもいいのですが‥。
しかし、慣習的に朱が一般的になっています。
日本では、赤い色は太陽や燃えている火を象徴し、尊いもの、神聖なものと考えられてきました。
そこから、魔除けの色ともされ、神社の朱塗り、赤い鳥居などに使われています。
同様に、印肉の朱色もおめでたい色、魔除けの色と考えられて、現在に引き継がれているのです。
ただ、庶民が印判を使うようになったのは江戸時代とされ、その頃は朱印は官が使うもので、一般は「黒印」だったといいます。
朱肉が世間で使われるようになったのは、明治以後です。
意外と知らない「もののはじまり」 より
雑学でしたー
投稿日:2011年03月28日