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そば屋に「○○庵」が多い理由〜
そば屋に「○○庵」が多い理由〜
○○亭、○○荘とくれば、だいたい旅館の名かなと思いますね。
それと同じように、○○庵を見たら、そば屋さんだと思うでしょう!
「長寿庵」「三朝庵」「萬盛庵」などの屋号を目にします。
これは、江戸時代に浅草・芝崎町の称往院(しょうおういん)という寺の中にあった「道光(どうこう)庵」にあやかってつけられたのがはじまりです。庵主は信州の出身で、そば打ちがうまく、檀家の希望する人に振る舞っていました。それが評判になり、次第にそば好きがやってくるようになったとか\(^-^)/。
これを見た他のそば屋さんたちも、道光庵くらい客を寄せたいと考えて、「庵」という名前をつけるようになったようです。
ちなみに、江戸末期には、屋台でなく暖簾を出していたそば屋が、江戸中心に3700軒あまりあったといいますよ。
雑学です
投稿日:2011年04月30日